深川八幡まつり(ふかがわはちまんまつり)富岡八幡宮例祭

深川八幡まつりは東京都江東区で開催されるお祭りです。また深川祭りという名称でも親しまれています。深川八幡まつりは江戸三大祭の一つとして、神田祭や三社祭と肩を並べています。

そして祭りでは本祭りが三年に一度開催されまして、その他の年は陰祭となります。直近に開催される本祭りは2017年ですので、ぜひ富岡八幡宮へと足をお運びください。なお本祭りでは八幡宮御鳳輦と約120を超える町神輿が氏子地域を渡御することから、道路が多くの人で埋め尽くされます。高みから見渡すとその凄さが分かるでしょう。特に54基の大神輿が勢揃いする連合渡御は担ぎ手らの気迫が凄まじく、見ている側は思わず呼吸を忘れてしまうほど。


[引用]http://koto-kanko.jp/event/fukagawahachiman-maturi2014/

さて富岡八幡宮といえば総金張りで装飾された豪奢な3基の宮神輿です。こちらの宮神輿はかの豪商として名を馳せた紀伊国屋文左衛門が奉納したものとされています。しかし今から約100年前に見舞われた関東大震災が原因で残念ながら焼失してしまいました。ですが地元や祭支援者らの尽力によって、めでたく1991年には黄金の宮神輿が再度奉納されています。


[引用]http://www.kmine.sakura.ne.jp/tokyo/maturi/tomiokahachimanmaturi/tomiokahachimangureitaisai.htm

さて深川八幡まつりには深川祭りともう一つ、水掛け祭という名称があります。文字通り、神輿渡御を行う際に水をビシャビシャと掛け合うのです。しかし実際に水を掛けるのは、神輿渡御に集まった沿道の見物客です。この水は担ぎ手の火照った体を癒やして清める働きがあります。清めの水が身に掛かりますと、担ぎ手は水を得た魚のように元気よく「ワッショイ!!ワッショイ!!」と掛け声を掛け合い、祭りをもっと盛り上げていきます。

水しぶきが舞う中を渡御する御鳳輦はとても美しく、さらに神々しいのでぜひその瞬間をカメラに納めましょう。ただし清めの水がカメラに掛らないよう注意してくださいね。

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