秩父夜祭(ちちぶよまつり)

秩父夜祭とは埼玉県秩父市で開催されるお祭りです。年末の12月に開催されるため、冬の風物詩としても知られています。妙見祭やお蚕祭とも呼ばれており、お蚕祭は江戸時代に蚕の市として地元が潤ったことにちなんでいます。さらに日本三大曳山祭でもあり、京都祇園祭や飛騨高山祭と肩を並べます。さらに平成28年12月1日にはめでたくユネスコ無形文化遺産に登録されまして、さらに観光客の増加が見込まれています。ちなみに屋台や笠鉾は国指定重要民族文化財としても指定されていて、歴史が感じられる造りとなっています。国指定重要民族文化財が間近で見られる機会はなかなかないでしょう。

さて秩父市には秩父神社と武甲山がありまして、それぞれに女神さま(妙見菩薩さま)と男神さま(龍神さま)がいらっしゃいます。妙見菩薩さまは養蚕の神様、龍神さまは水の神様でもありました。両神はお互いを好いていたのですが、すでに男神さまは契りを交わされた方がいたため、一緒になることは出来なかったのです。そこでお二人は年一度の秩父夜祭にてお逢いすることになっています。ですから午後8時頃になると秩父夜囃子と屋台がお二人が御逢いするお旅所へと進み始めるんですね。


[引用]http://navi.city.chichibu.lg.jp/p_festival/1030/

お旅所への道中には急な団子坂がありまして、曳き手は力を合わせて屋台を曳いていきます。お旅所では代参宮神楽やその他舞が奉納され、お祭りのフィナーレには大きな花火が打ち上げられます。冬の夜空は澄んでいるので花火がいつも以上に美しく見えますから、ぜひ秩父夜祭にて観賞してみてくださいね。

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