熊谷うちわ祭(くまがやうちわまつり)

熊谷うちわ祭は埼玉県熊谷市で開催されるお祭りです。熊谷市に鎮座する八坂神社ということから「関東一の祇園」と称され、規模の大きなお祭りでもあります。


[引用]http://360.jp/blog/uchiwamatsuri/?page_id=123

さて熊谷うちわ祭の起源は1750年の熊谷宿の町民による祭の合同開催から始まります。この頃には神輿が祭を盛り上げていたのですが残念ながら焼失してしまい、祭が一時途絶えてしまいました。しかし町民らが力を合わせることで再興し、1830年からまた祭が行われるようになったのです。そして当時は料亭などが赤飯を配るなど疫病避けの「熊谷の赤飯振る舞い」が祭の一部となっていました。しかしその後になると赤飯に代わって「渋うちわ」を配る料亭が現れ、他の店もそれに追随することでうちわが定着し、熊谷うちわ祭と呼ばれるようになったのです。実用性のある渋うちわが客に人気であったこと、料亭にとって赤飯の準備が重荷だったことが重なった結果の変化でした。


[引用]https://www.city.kumagaya.lg.jp/about/soshiki/sangyo/syogyokanko/oshirase/ouennkifu.html

さて神輿ははじめに八坂神社にて御霊を遷す遷霊祭と発輿祭が行われ、それから各町内への渡御が開始されます。後に山車と屋台の出番となり、「叩き合い」と「巡行祭」が始まるのです。

叩き合いとは山車同士を物理的にぶつけ合うのではなく、祭囃子同士の音色を競わせることです。ですから叩き合いの場面では複数に及ぶ祭囃子の競演が見られます。山車同士の叩き合いは日没後にも行われるのですが、温かい橙色の行灯でライトアップされた山車は美しく、見物客は昼間と違った情緒豊かな気分に浸れるでしょう。

■タイムスケジュール
19日遷霊祭(せんれいさい):午前9時から
20日渡御発輿祭(とぎょはつよさい):午前6時から
20日途上奉幣祭(とじょうほうへいさい)
20日渡御着輿祭(とぎょちゃくよ):午前10時30分から
20日初叩き合い(はつたたきあい):午後7時から
21日巡行祭(じゅんこうさい):午後1時から午後4時まで
21日巡行叩き合い(じゅんこうたたきあい):午後6時から
22日行宮祭(あんぐうさい):午前9時から
22日曳合わせ叩き合い(ひっあわせたたきあい):午後8時から
22日年番送り(ねんばんおくり):午後9時から
22日還御祭(かんぎょさい):午後11時30分から

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