尾久八幡神社大祭(おぐはちまんじんじゃたいさい)

尾久八幡神社大祭は東京都荒川区で開催されるお祭りです。神社は おくではなく おぐ と読みます。創建年にまつわる資料は惜しくも残されておらずハッキリしません。しかし神社には一つ棟札がありまして、1385年に社殿が建立されていることが分かっています。こちらの棟札の情報から1336年から1392年までの南北朝時代以前に勧請されていたのではないかと推測されてます。さらに1312年頃には鎌倉鶴岡八幡宮に尾久の地が寄進されていまして、そのことより御分霊の勧請が創建に関係があるのではないかとの見方もあり、謎が多い尾久八幡神社なのです。


[引用]http://pawasupo.net/2119

さて尾久八幡神社大祭では神幸祭が四年に一度開催され、神輿が台車に乗せられて氏子地域を巡行します。参加してみますと分かりますが、警備員がやや多い印象の祭りでもあります。地域柄都電が走っているせいか、安全管理上仕方がありません。神輿の巡行に着いていきますと運に恵まれたら神輿と都電のツーショットが撮影できることもあり、祭りにはカメラを首からぶら下げた鉄道ファンの姿も見られるそうですね。四年に一度の神幸祭ということから、参加の際には祭りを中断しかねない都電との接触事故にはくれぐれも気を付けましょう。

神幸祭では高張り提灯、国津神の猿田彦、お囃子を乗せた屋台、神馬、山車が氏子地域を巡行し、全ての氏子の厄を払い幸福が訪れるよう、神徳を授けてくれます。さらに四年に一度の機会を待ち望む氏子らの熱気により、盛大に盛り上がります。一度見送ったら次回開催までが長い神幸祭への参加を逃さないよう、問い合わせをするなどして予定をチェックしましょう。

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