児玉の夏祭(こだまのなつまつり)

児玉の夏祭とは埼玉県本庄市で開催されるお祭りです。さて児玉の夏祭がいつ頃に開催されたのかについてですが、言及している文献や記録が残されていないことから起源がハッキリ分かっていません。しかし児玉の夏祭は八坂神社の祇園信仰の影響を受けており、八幡の祇園祭とも称されています。

さて児玉の夏祭では地区ごとに所有する鳳輦神輿が八坂神社から各町内へと渡御をします。捻じり鉢巻きにお揃いのカラフルな法被をまとい、真っ白な地下足袋を履いた担ぎ手が渡御しますと町内は活気づきます。渡御は日中と日没後の二度に渡って行われ、日没後には昼間に見られなかった「喧嘩渡御」が繰り広げられることも。


[引用]https://www.youtube.com/watch?v=mp0oFDqr6Fs

喧嘩渡御では神輿同士を組み合わせてぶつけ合うので、担ぎ手や見物客にとってスリル満点です。担ぎ棒の接触により神輿が急角度になる瞬間にはワーッと歓声が上がります。傾いた神輿の担ぎ棒に乗る人のバランス感覚も素晴らしく、下で押し合う担ぎ手を神輿の上から鼓舞します。また喧嘩渡御は必ずしも神輿を組み合わせて2台で行わなければならないということはありません。奇数でも構わないため、児玉の夏祭では3台の神輿による喧嘩渡御も見られます。

児玉の夏祭は雨天でも決行するので急な降雨に対応できるよう、タオルや雨具を携帯するといいでしょう。ぜひ晴天を祈りつつ足を運んでみてはいかがでしょうか?

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