本庄まつり(ほんじょうまつり)

本庄まつりとは埼玉県本庄市で開催されるお祭りです。本庄まつりは金鑚神社(かなさなじんじゃ)の例大祭の付祭なのですが、文献や資料が不足しており、いつ頃から祭が行われていたかの起源がよく分かっていません。しかし江戸時代以前に金鑚神社で神輿渡御が行われていた記録があり、そこから現在のような本庄まつりへと発展していったのだと見られます。そして明治天皇の即位により開催日の変更がされ、9月29日から誕生日の11月3日に変わった経緯があります。

さて本庄まつりの見どころは山車の「乱曳き」や「巡行パレード」です。乱曳きは市内を山車が曳き廻され、多くの見物客が山車と囃子を目で見て耳で聞いて楽しみます。現在存在している山車は10基ありまして、明治5年から大正13年に造られたものとなります。その中の8基は本庄市の指定文化財となっています。


[引用]https://www.youtube.com/watch?v=h8YG7h2LLJE

そして山車の頂点には日本武尊や神武天皇の人形が乗せられています。人形や山車は装飾を施されているだけでなく精巧に造られており、眺めているだけでも飽きず「北関東随一」と称されるほどです。祭りが終わりに近づくと中仙道、駅前通り、銀座通りにて山車の叩き合いが行われ、市内はにぎやかな音色に包まれます。リズムの良い叩き合いに思わず手拍子をする人、体を揺らして一緒に音に乗る人も見られますね。

この他には伝統文化の手古舞や神楽の奉納もありますので、山車の乱曳きや巡行のみならずこちらもぜひご覧になってみてはいかがでしょうか?

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